
産後の睡眠不足で悩んでいるママって多いですよね。わたしもその一人でした。泣
ぐっすり眠れないのは本当にツライ。。。



にこまるの場合、子育てでつらかったこと1位が睡眠不足です‥!!
睡眠不足がつらすぎたわたしが、ネントレに挑戦&葛藤し睡眠不足を解消できた体験談をお伝えします。
同じように苦しんでいるママ達が「私だけじゃないんだ」とほんの少しでも心を軽くしてもらえたら嬉しいです。
この記事を読んでほしい人
- 赤ちゃんが寝てくれず睡眠不足のママ
- ネントレに興味のあるパパやママ
- 睡眠不足が原因で自分の時間が作れていないママ
- 赤ちゃんとママが笑顔で過ごすための方法を探しているママ
生後 3カ月 、突然寝なくなる


長男は産院や里帰りで実家にいる期間、夜は1回起きるか起きないかで本当によく寝てくれる子でした。



新生児なのにこんなに寝てくれるなんて、、この子はよく寝てくれる赤ちゃんなんだな~♡!
が。
里帰りが終了し自宅へ戻って少し経つとよく寝る赤ちゃんは急変!!
寝つきが悪い、何度も起きる、原因不明!!!
ここから一気に睡眠不足へと陥りました。
そうなると昼間の活動にも支障がでてきました。
眠たくて何もやる気が起きず、最低限の家事はするけど、部屋はぐちゃぐちゃ。。。



あのよく寝てくれていた赤ちゃんはどこへ・・・
睡眠不足は精神的にも不安定を招いて、夫へ当たり散らしこの時期よくケンカをしました。。
夜中に起こされるたび時計を見ても、さっき起きた時間から全然時間が過ぎていなくて、、朝が遠い。。。
同じような経験をしてる方も多いのではないでしょうか?泣
初めての子育て。精神的にも体力的にもつらい壁にぶつかってしまいました。
一方でこんな経験をみんな乗り越えているんだなぁと全世界の母を尊敬!!!
ネントレ発見!調べてみた
どうしたら長い時間寝てくれるのかとネット検索しまくる日々。。
そんな中で「ネントレ」という気になる睡眠トレーニング法を発見しました。
ネントレ(ねんねトレーニングの略)とは以下のようなことを言います。
ネントレとは 決まった時間に赤ちゃんが1人で眠れるように習慣づける睡眠トレーニングのことです。ネントレは、赤ちゃんが病気やお腹が空いていたり、おむつ交換が必要などの場合を除き、赤ちゃんが夜中に目を覚ましても、再び自分1人で眠りに戻る方法も含まれています。赤ちゃんの睡眠リズムが整い、入眠儀式が作られた時期にネントレを始めるのが理想的です。
パンパース ネントレの基本と方法より



また朝までぐっすり眠れる日は来るのかな。。。
寝てくれるのなら何でも試してみたい!
藁にもすがる思いだったわたしは早速ネットでネントレ本を3冊購入!
赤ちゃんの機嫌のいい時間に一気読み!
3冊の中から自分にできそうな事を始めてみることにしました。
ネントレ成功までの過程
ネントレ前の睡眠事情です。
- 大人ベッドの横に添い寝ベッドをくっつけている
- 寝かしつけ方法は抱っこorトントン
- 夜中に4~5回起きる
まとまった睡眠時間は確保できずにいました。泣
以下はわたしの睡眠不足解消への過程です!!!
時間を意識せずさせていたお昼寝や起床時間を見直しました
生活リズムが整ってきたので、いよいよ関門の泣かせるネントレに挑戦してみました
歓喜!!!ついに朝まで眠ることに成功!
❶生活リズムを整える(生後4カ月)
本に書いてある通りのスケジュールに近づけるよう以下のことを意識しました!
- 授乳間隔をあけるようにする、1日5~6回くらい
- 朝と夜は決まった時間に起きて寝るようにする
- 「朝寝」「昼寝」「夕寝」の3回のお昼寝になるようなイメージ
- 寝る30分前から薄暗い部屋で過ごす
- 寝る前の授乳はリビングでする
- 入眠儀式を習慣づける(絵本を読む、マッサージなど)



完璧に毎日同じスケジュールにするのはなかなか大変。
ゆるやかにお手本のスケジュールへ近づけていくようにしました!
寝る直前の授乳をリビングでして睡眠と関連付けないことはすごーーくおすすめ!!!!
これをしておくと赤ちゃんが夜中に起きた時におっぱいを探さないのです!
この先の断乳にも役に立ったと思います。すごくおススメです!(2回目…笑)



わたしと長男の入眠儀式は絵本でした。
妊娠中から読んでいた3冊の絵本を寝る前に読むと、案外よく聞いてくれて2人ともホッとできるひとときが持てました♡
❷挫折?!泣かせるネントレ(生後6カ月)
1日のスケジュールが整ってくるとわたしにも長男にも生活リズムが生まれてきました!
この時期に変更したことや離乳食の状況です。
- 「朝寝」「昼寝」のお昼寝2回に調整する
- ベビーベッドを添い寝仕様から柵ありへ変更
- 離乳食は2回食、とてもよく食べる
長男の体調の良い日、家事を全部済ませて、
ついに泣かせるネントレに挑戦。
泣かせるネントレとは、赤ちゃんと入眠儀式を行ったあとパパやママが部屋を出ていき自然に眠れるようにするトレーニングです。パパやママが部屋を出ると赤ちゃんはぐずったり泣きだしたりします。決められた時間ごとに様子を見に行き、優しい言葉をかけてまた部屋を出ます。これを繰り返して赤ちゃんが一人でねんねできるようになっていきます。
泣かせるネントレ、新たに始めたことはこの2つ!
- 入眠儀式のあとベビーベッドへ置いて「おやすみ」と言って部屋をでる
- 夜中に起きた時は反射的に授乳するのではなく、おなかが空いている時だけ授乳する
泣いていても3分は部屋の外で待つ→部屋に入って安心できる言葉がけをする→5分待つ・・・
という要領で進めます。
意を決して始めたはずなのに、わが子の泣く声を部屋の外で聞いてただ待つというのは心が締め付けられました。
以下のような葛藤もあり「もうやめようかな…」と初日いきなり挫折しそうになりました。
- 自分の睡眠不足解消のためにわが子を泣かせてもいいのか
- 泣かせたままにするネントレをしたことで愛情を感じられない子にならないだろうか
- ご近所さんはこの泣き声を聞いて不審に思わないか
- 母にネントレをすると話すと「小さいのに可哀想」と止められた
でも。3回目に部屋を出たあと、
泣き声が徐々に消えていったのです。!!!



そっと覗くとすやすやと眠っていてくれました。ごめんねと驚きといろいろな感情でした。
❸ネントレ成功!朝まで1度も起きなかった(長男7カ月)
この時期の習慣やスケジュールです。
- 授乳回数は1日4回くらい
- 「おやすみ」と言って部屋をでる
- 夜中に起きた時はトントンして寝かせる
どうにか寝てくれたネントレ初日。
その夜はなんと1回しか起きませんでした!
2日目、3日目も同じように部屋を出ると泣いていました。
でも日に日に泣いている時間が短くなっていき、開始4日目には泣かずにスッと寝てくれるようになりました。
夜中に起きても自分で眠ってくれる日も出てきました。
これはどう考えてもネントレの効果です!



つらい思いをさせちゃったけど、
赤ちゃんの寝る力も成長できてるのならよかった。
そして7カ月の終わり、待ちに待った日が!
母子ともに朝までぐっすり眠れたのです。朝時計を見た時の感動は今でも覚えています!
やってみて感じたメリット・デメリット
メリット
- ママの睡眠時間が確保できる!!!!
- 赤ちゃんの寝る力が成長する
- 規則正しい生活リズムが身につく
- 赤ちゃんが寝た後に自分の時間ができる
メリットはとにかく自分の睡眠時間が守られるということです!
それによって好循環がもたらされます。
デメリット
- 赤ちゃんを泣かせたままにしておくのがつらい
- 必ず効果が出るという保障がない
- 安全かつネントレに適した環境が整っていないと始めることができない
- 子どもの兄弟姉妹事情も影響する
長男の場合は初日から何時間も泣き続けるということはなかったので、どうにか数日頑張ることができました。
ただ、これが全ての赤ちゃんに当てはまるわけではないのでそこがデメリットかなと感じます。
今のねんね状況でうまくいっているママや、泣かせておくのが不安なママは無理に始めなくても大丈夫。
また、寝室事情によってもネントレのしやすさや成功に影響するのかなと思いました。
小さな赤ちゃんは乳幼児突然死症候群(SIDS)の心配があります。頻繁に様子を見に行ったり・赤ちゃんカメラを使うなどして対策をする必要があると思います。



わたしは心配でしょっちゅう寝顔を見に行ってました!
寝顔って可愛いですしね♡
感想・まとめ


正直、ネントレ初日に長男が寝付くまでは、後悔の気持ちしかありませんでした。
自分の睡眠時間確保のためのワガママなんじゃないかと。
でも、“ママの睡眠不足=体調不良”は赤ちゃんにも影響するのです。昼間の生活にも関係してきます。



疲れた&やつれた顔で赤ちゃんと向き合うママでいるのは悲しい。。
ママが元気ならお散歩やスキンシップ・ごはん・お風呂等の時間を楽しく過ごせるかもしれません。
自分を気遣えるようにもなりました。
部屋を片付けたり、メイクをしたり、児童館などで人と交流をするといった余裕も持てるようになりました。
「赤ちゃんと笑顔で過ごす時間のために2人で頑張ったんだ!」
そう考えるとわたしはネントレをしてよかったなと心から思います。
でも、、、
ネントレだけが正解だとは思っていません。
それぞれの家庭の環境や気持ちを優先させて、ママ達が笑顔で赤ちゃんと向き合える方法を見つけてほしいです!
わたしの経験談がその方法選びの参考になれば嬉しいです。



実はこの後、
次男の妊娠~出産でわが家のねんね事情にまた波風が立つのですが…笑
最後まで読んでいただきありがとうございました☺

